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ジェネリック医薬品の問題点 U「ジェネリック医薬品の問題点 T」では、「ジェネリック医薬品といっても完全に特許が切れているわけではない」ということと、「医薬品の有効性は、先発品と比較して統計学的に等しければ良い」という問題点を挙げました。それでは、「物質特許」「製法特許」「製造特許」全ての特許が切れている場合はどうでしょうか。実は、この場合でも適切な薬の効果が得られるとは限らないのです。 全ての特許が切れても、適切な薬の効果が得られるとは限らない 全ての特許が切れ、全く同じ成分、同じ添加物、同じ剤形を用いたジェネリック医薬品があるとします。 一般の方ならこの医薬品が先発品と同じように適切な効果を表してくれると期待するでしょう。しかし、必ずしもそうではないという事を私たちは理解しなければなりません。 たとえ全く同じ方法で薬を作ったとしても、「薬の溶け方が先発品と違う」「薬の効果の出方が違う」などの問題が起こることがあります。 それでは、なぜこのような問題が起こるのでしょうか。 一概には言えませんが、一つは技術力の差だと思われます。そもそも、先発品メーカーは数百億もの金をかけて薬を開発するので、製造方法の細部まで公表するわけありません。 医師への情報提供 医薬品を開発したとしても、その医薬品が現場で使われなければ意味がありません。そのため、製薬会社は自社の医薬品を売り込む努力をする必要があるのです。 製薬企業は医師に自社の医薬品をアピールします。つまり、医薬品の情報を積極的に提供するのです。しかし、もし提供すべき医薬品情報が少なければどうでしょうか。 ジェネリック医薬品はその医薬品に対する情報が先発品と比べ、極端に少ないです。先発品メーカーが他社に医薬品情報を簡単に公開するわけないので、当たり前といえば当たり前です。 先発品メーカーの医薬品を使用していた場合、たとえ問題が起こったとしても膨大な情報から答えを導き出すことができます。しかし、ジェネリック医薬品では少ない情報から答えを出さなければなりません。 このようにジェネリック医薬品は先発品と比べ、いくらかの不利な点があるのです。 ※当然、ジェネリック医薬品でもオリジナルな医薬品と変わらないくらいすばらしいものはあります。しかし、ジェネリック医薬品にはこのようなリスクがあることを忘れないでください。 |
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