貧乏は不幸な話
「貧乏でも幸せな話」では、もっともらしい話を紹介しました。しかし、私自身は自ら進んで貧乏になりたいと思いませんし、そんなのとんでもないと思っています。
結局のところ、私は「貧乏は幸せ」だとは思っていないのです。「貧乏でも幸せな話」の次は、「貧乏は不幸な話」を紹介していきたいと思います。
豊かな日本
戦後の日本はとても貧しいものでした。当然満足に食べることもできず、その日を過ごすのがやっとでした。
当時の人たちは「もっと豊かになりたい」、「食べることに困らない生活をしたい」と思っていたはずです。
そう、当時の日本は必ずしも幸せではなかったはずです。確かに日常の会話はたくさんあったと思います。しかし、貧しいためその生活にはいつも不安があったはずです。
今の日本は当時の人たちの努力で出来上がりました。彼らの心には「貧乏を抜け出したい」という気持ちが常にあったのです。
「貧乏だった時代の方が笑いがあり幸せだった」という人に聞きたいです。「あなたは、その時代に戻りたいですか? 貧乏な生活をしたいですか?」と……。
多分、首をたてに振る人はいないでしょう。
問題が尽きるということはありません。たとえ目標を達成したとしても、必ず新たな問題が起こるものです。
日本は豊かになり、当時の人の望みどおり食べ物に困ることはなくなりました。その代わり、別の問題が生まれたというだけです。
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