KYT(指差呼称・健康確認)
指差呼称について
指差呼称では確認事項に対して指を刺しながら、「よし!」と声を出して確認します。これによってエラーを大幅に減らすことができます。
下図には二人の看護師を載せてありますが、それぞれ指を刺しながら呼称して確認を行っています。
指差呼称は普段の生活でも行われているKYTの一つです。駅員さんなど、日常業務で指差呼称を取り入れている職種もあります。
健康確認について
健康状態が不良のままでいると、ヒューマンエラーや災害に繋がります。そのため、健康確認を行うことが重要となります。
健康確認の観察項目としては「姿勢」、「動作」、「眼」、「表情」、「会話」などが挙げられます。
これらの項目に対し、職員同士で健康状態を把握します。
健康確認の例
例として、健康確認を行っている二つのイラストを載せてあります。
上のイラストでは、医師が看護師に「昨日、夜遅かったけど大丈夫?」と問いかけています。看護師は「大丈夫です!」と答え、健康状態に問題ないことが分かります。
次のイラストでは、看護師が医師に「目が赤いですけど、大丈夫ですか?」と問いかけています。医師は「実は、よく眠れなくて」と答えており、健康状態の不良が伺えます。
そのため、この日は「周りの看護師がより注意深くフォローを行う必要がある」ということが分かります。
このように、健康確認はコミュニケーションのツールにもなります。
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