ニセ科学(水からの伝言など)
みなさんはニセ科学と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。その名の通り、ニセ科学とは偽物の科学のことです。
科学のようで科学でないものがニセ科学であり、多くの一般人はこのニセ科学にだまされています。これを読んでいるみなさんも、だまされているはずです。
専門知識のある人から見れば、「そんなことはありえない」とすぐに見分けることができます。しかし、多くの一般人は見分けることができません。
さらに悪いことに、このようなニセ科学はテレビでも平気で紹介されてしまいます。そして、それを見た私たちはテレビで紹介されたニセ科学を簡単に信じ込んでしまうのです。
水からの伝言
「水からの伝言」という本を知っているでしょうか。水に「ありがとう」などの言葉をかけると美しい結晶となり、「ばかやろう」などの言葉をかけると汚い結晶となるという話です。
先に述べておきますが、この話はニセ科学です。実際にはありえない話です。
水は単なる「H2O」という分子であり、それ以上でもそれ以下でもありません。無機物質に感情があるわけないのです。
水からの伝言のように考えることは、ロマンがあっていいかもしれません。しかし、それが事実かと言われれば「嘘である」と言うしかありません。
「水からの伝言」のニセ科学について、より詳しく述べているページがあったので紹介したいと思います。
マイナスイオン、ゲーム脳
他にもニセ科学は存在します。
例えば、一昔前では「マイナスイオン」や「ゲーム脳」という言葉が流行っていました。これらは全てニセ科学です。信じてはいけません。
世の中にはこのようなニセ科学がたくさんあります。「水からの伝言」や「ゲーム脳の恐怖」はベストセラーとなり、マスコミも大きく取り上げられ、それが問題となりました。
たとえ嘘だとしても、何回も言えば本当のように聞こえてしまうものです。またマスコミが言えば、たとえ嘘でも本当のように聞こえてしまうのです。
このように、世の中には「正しいこと」と「間違ったこと」がごちゃまぜになっています。世の中で正しいと思われていることも、実は間違ったことかもしれません。
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