薬学に必要な英語
理系の学生ならどこでもそうだと思いますが、英語はとても大切です。教科書を読むにも英語の教科書を渡されることがあります。論文は当然ながら英語です。研究者を目指す人も、薬剤師などの医療従事者を目指す人も英語は必ず必要になります。
一方、文系の人はそこまで英語を必要としません。外資系企業を目指す人なら別かもしれませんが、英語を必要とする場面が圧倒的に少ないです。理系であるほど英語が必要なのは変な話かもしれませんが、いずれにしても英語は必須です。
薬学にドイツ語は必要か?
医歯薬学にドイツ語は必要だと思うでしょうか。私も高校の頃は少なからず必要なのではないかと思っていました。そのため、私は大学一年生のころ真面目(?)にドイツ語の講義を受けました。
しかし、現在の私が話せるドイツ語といえば「イッヒ・リーベ・ディッヒ(英語のI love you)」と、冗談で「イッヒ・フンバルト・ダス・ウンチ」くらいです。
怪しい韓国語の「パンニ・ハムヲ・ハサム・ニダ」と同レベルです。
つまり、私はドイツ語が全く話せません。理解もできません。医学部はどうか知りませんが、結局のところ薬学でドイツ語は必要なかったのです。
必要な英語
世界の全ての情報は、まず英語によって発表されます。日本語に訳されるのはその後であり、日本語で読むことのできる情報はたいてい何年も前の話です。
専門的な学問に関わる内容のもので、本に出版されているものやサイトを検索して得られる日本語の情報は、たいてい「3年以上前の情報である」と思った方がいいです。日本語では古い情報しか知ることができないため、最新の情報を得るためには英語で読み取らなければいけません。
そこで、英語を話せるようになり、また、英語を読めるようになりましょう。そうすれば、将来、研究者や医療従事者として働くときに困ることはなくなります。
余談ですが、私が「薬学英語」の講義として初めて専門用語に触れたとき、かなりショックを受けました。例えば、「I take a culture」という英文があります。これを、どのように訳すでしょうか?
この英語を見たとき、「私は文化を取る」という具合に訳しました。しかし、どうしても意味不明の文章になってしまうため、当時の私は困り果てました。
実は「culture」には「培地」という意味があるらしいです。この場合は、「培地を取る」と意味になるようです。薬学生だった当時、「そんなの知るか!」と心の中で叫んでいましたが、医療英語というのはとても難しいことを肌で感じました。
他にも「rate-concentration curve」は「割合-集中曲線」ではなく、「速度-濃度曲線」らしいです。「treat」は「治療する、投薬する」という意味らしいです。
なお、英語を基礎から理解し、ネイティブと対等に話し合えるようにゼロから学べるにサイトとして、「ネイティブ英語のススメ」というものがあります。
文法やライティング、スピーキング、単語集、さらには日常会話集まで充実しているため、理系学生であるほどこれらのサイトを活用しながら、必死で英語を勉強しなければいけません。
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