薬の有効率
薬には「有効率」という言葉があります。有効率とは「薬を投与したとき、どれくらいの割合のヒトで効果が表れるか」ということです。
例えば有効率80%というと、100人中80人で効果が表れるということです。逆にいえば、後の20人には効果が弱いのです。
有効率の話
冒頭の話である程度想像つくかもしれませんが、薬を服用したとき必ず効果が表れるとは限りません。それどころか、有効率100%という薬は存在しないのです。
そして、世の中には有効率50%以下という薬がいくらでもあります。
たとえ100人中50人以下のヒトでしか効果が表れなかったとしても、これらの薬は使用されます。
それではヒトの体内ではなく、試験管の中での薬の有効率はどうなっているのでしょうか。
実は、試験管の中では薬の効果は100%です。しかし、体内に入ると効果が表れるヒトと効果の表れないヒトに分かれてしまうのです。
このように、人間の体はとても複雑なのです。
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