対症療法
対症療法とは、表面的な症状の緩和を行う治療法のことです。病気の原因を取り除くのではありません。対症療法に対して、病気を根本から治療することは原因療法といいます。
例えば、風邪を引いたときに病原菌そのものを取り除くことが原因療法です。それに対し、解熱剤や咳止めを服用するのは対症療法となります。
なお、医薬品のほとんどが対症療法として使用されます。原因療法として、病気を根本から治療する医薬品は抗生物質とごく一部の薬だけです。
従って対症療法となる「糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病関連の薬」は、一生飲み続けなければならず、薬を飲めば病気が完全に治るわけではありません。
その他の多くの薬に関しても同様です。
要は病気の元を取り除くまではいかないにしても、症状を抑える・遅らせるということが医薬品にとって重要となります。
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