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  身の回りの化学

  成長ホルモンの役割と乳製品

これは、「探偵ファイル」というサイトに載っていた記事です。要約すると以下のようになります。

某有名乳業会社の会長が言うには、「1リットル120〜130円とかで売られている安い牛乳には、多くの成長ホルモンを投与した牛の乳を使っている。そのようなものを口にするべきではない。」ということらしいです。

これに対する私の意見を述べたいと思います。

 成長ホルモンづけの牛を考察
まず結論から申し上げますと、成長ホルモンに関してはまったく問題ないと思います。以下にその理由を述べたいと思います。

・理由その一
成長ホルモンは大きすぎる(分子量が大きい)

私たちが食べ物を食べるとき、食物をなぜ様々な分解酵素によって細かくしないといけないのでしょうか。それは、細かくしないと腸から吸収されないからです。

つまり、大きい分子は腸から吸収されないのです。そして、成長ホルモンは腸から吸収されるには大きすぎるのです。そのため、成長ホルモンが吸収されることはありません。

・理由その二
消化酵素によって分解される

食べ物は胃などをはじめ、多くの分解酵素にさらされることになります。これによって、大きい分子は分解されるのです。これは、成長ホルモンも例外ではないはずです。

「分解される」ということは、「機能が全く果たせなくなる」ということです。つまり、成長ホルモンとしての機能が失われてしまうのです。

 私の意見
これは私の意見なので、もしかしたら間違えているかもしれません。しかし、少なくとも「口からの摂取で成長ホルモンが体に吸収される」ということはないと考えています。

「一度分解された物質が体に吸収された後、勝手に元通りに再生する」ということはありえません。口から摂取された成長ホルモンは分解され、アミノ酸という栄養素として新たに利用されるのではないでしょうか。

 成長ホルモンの役割
成長ホルモンの分かりやすい作用としては「背を伸ばす」があります。もし、成長ホルモンの分泌が悪いと背が極端に低くなってしまいます。これが小人症です。

この小人症の特効薬として成長ホルモンが使われます。ただし、このときは注射によって投与されます。

逆に成長ホルモンが多量に分泌されると、どんどん背が伸びます。これが巨人症です。身長が2m以上の人は、実は一種の病気なのです。