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ファーマキャリアの特徴:薬剤師の求人・転職支援会社インタビュー

 

薬剤師を専門に転職支援を行う会社は多いですが、どのようにサービスが異なるのか分かりにくいです。ただ、実際に話を聞いたり内情を観察したりすれば、その違いは明確になります。

 

今回、転職支援会社として活躍しているファーマキャリア様へインタビューをしました。ファーマキャリアで実際にコンサルタントとして薬剤師と接している小林様への取材です。

 

※インタビュアー(私)は「管理人」と表記します。

 

大手転職サイトでハズレを引いてしまう理由

 

・管理人
それでは、取材をはじめます。小林さんは会社の創業メンバーのようですが、なぜ薬剤師専門の転職支援サービスを開始されたのでしょうか?

 

・小林さん
薬剤師さんに対して、100%の確率で「質の高いコンサルタント」によるサービスを提供したいと考えたからです。

 

私の前職は薬剤師のキャリアコンサルタントであり、薬剤師の方であれば誰もが知っているような大手の薬剤師専門の人材紹介会社に勤めていました。ただ、「正直なところ、サービスの質が微妙だな」と感じたのが、私が新しいサービスを始めたいと思った一番大きな理由です。

 

・管理人
具体的に、どういった問題があったのですか。

 

・小林さん
質の低いキャリアコンサルタントが数多くお客さんの担当をしています。人材紹介会社は一般に離職率が高いのに加え、薬剤師向けの大手人材紹介会社は2010年あたりから大きくなったため、どこも経験の浅い新人が多いのです。

 

例えば、入社して3日後に薬剤師の方と電話するなど、現場に立つことは普通です。「在宅」「管理薬剤師」などの言葉はもちろん知らない状態で転職支援を行うのですが、そのような状態のコンサルタントに当たったら悲惨です。ただ、実際のところ3人に1人ぐらいの確率でこうしたコンサルタントに当たります。

 

その点、弊社は既に大きな実績を出している優秀なキャリアコンサルタントしか採用していません。コンサルタントとの相性はあるかもしれませんが、少なくともダメなコンサルタントに当たる確率はゼロです。

 

・管理人
では、経験豊富で優秀なコンサルタントに担当してもらうことによって、どのような良いことがあるのでしょうか。

 

・小林さん
非常に分かりやすい例としては、提示される年収(給料)が変わります。

 

田舎の僻地に行くほど給料が高くなるのは有名ですが、東京都内で年収600万円以上を提示できる薬局や病院がないかというと必ずしもそうではありません。しかし、求人サイトなどではそういった求人はなかなか見つかりません。これは、なぜだかわかるでしょうか。

 

ご存知の通り、薬剤師の方はバリバリ仕事をこなすというよりも、ゆったりと働く人がほとんどです。そのため、多くの薬局や病院は「薬剤師がゆるい働きをしている状態での(あまり高くない)年収」を提示しているのです。

 

しかし、もし普通の会社員と同じように働いてくれる薬剤師がいれば、その医療機関はより多くの利益を上げることができます。

 

突然お休みを取ることが多いのであれば、常に追加の人員を確保しておかなければ営業を続けることができません。

 

追加の人員を派遣で確保しようとすれば、薬局の経営者は1日につき4万円程度の人件費を払う必要がでてきます。実際には突然の休みに合わせて1日だけ派遣してもらうことはできませんから、もっと多くコストがかかります。

 

一方であまり休みを取らずに働いてくれる薬剤師であれば、こういった追加の人件費は発生しません。急な休みに備えて追加の人件費が月5万円かかるなら年間では60万円になります。これを材料に交渉すれば、高い年収を引き出すことができます。

 

こういった交渉材料を複数組み合わせることで本当に良い条件を引き出すことが可能になるわけですが、こうしたことを新人コンサルタントや成績の上がらないコンサルタントが行えるかというと、まず不可能だと考えていいです。そのため、どのコンサルタントに頼むのかはかなり重要です。

 

 

ファーマキャリアを利用するメリット

 

・管理人
それでは、御社を利用するメリットとしてはどのようなものがあるでしょうか。

 

・小林さん
先ほど述べた通り、ダメなコンサルタントに出会う確率がゼロだという特徴がありますので、スキルの高いキャリアコンサルタントが必要になるような条件、例えば「高年収」「ブランクあり」「高齢」などであれば弊社が強いです。

 

また、転職時の条件だけでなく、ライフプランを含めた提案が可能です。

 

例えば、女性であれば産休や育休などがある職場かどうかだけでなく、その制度の中身まで吟味しなければいけません。

 

女性が職場復帰する場合、通常の労働時間の8割程度で働く「時短制度」の存在は重要です。法律上、時短制度は子供が3歳になるまで認めないといけません。

 

ただ、3歳まで時短で働けたとしても、現実では小学校に上がるまで時短勤務を認めてくれないと、勤務を継続してくことは現実的ではありません。これを知らないため、薬剤師の方で子供が3歳になったときに「いまの職場では働くことができない」ことにようやく気付いて弊社へご登録いただくこともよくもあります。

 

転職時の条件よりも入社してからの待遇の方が大事というのは出産や育児を考えている女性に限りません。これから年収を伸ばしていきたいという男性薬剤師にとっても、中途入社してから給与の伸びていく会社もあれば、基本的には変わらないという会社もあります。

 

こういったライフプランを含めて提案のできるキャリアコンサルタントは多くありません。弊社では既に実績をあげているキャリアコンサルタントのみを採用した上で、クライアントに対して上記のようなことまで調べ上げ、適切な職場を提案するようにしています。

 

・管理人
確かに、そういう意味では10年後まで見据えた提案をしてくださると、私たち薬剤師はとても安心します。ところで、そもそも御社のような転職支援会社を活用するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

 

・小林さん
はるかに多くの薬局・病院を比較検討できることです。

 

ご自身で応募されても薬剤師さんであれば内定をもらうことは難しくありません。しかし、多くの薬局・病院に応募し面接を受けるのには膨大な時間がかかりますし、応募辞退の連絡もご自身で行う必要がでてきます。これでは、2〜3社がせいぜいでしょう。

 

それに対して、転職支援サービスを利用する場合には実際に応募する前に、条件や人員構成を確認することができますし、応募辞退の連絡もキャリアコンサルタントが行います。そのため、数多くの薬局・病院を検討できます。

 

さらに、キャリアコンサルタントの腕次第では、条件に合った提示が可能そうな薬局・病院をいくつもピックアップしてもらうことができます。そのため、実質的には数百の薬局・病院の中からベストなものを検討することが可能になります。

 

薬剤師の転職で成功する人と失敗する人

 

・管理人
なるほど、とても参考になります。では、次に薬剤師の転職で成功する人の共通点としては、どのようなものがあるか教えてもらってもいいでしょうか。

 

・小林さん
「自分の希望とコンサルタントの意見の両方を受け入れる人」は成功しやすいです。自分の意見を押し通すのではなく、コンサルタントの言いなりになるのではなく、双方の意見に折り合いをつけることが望ましいです。

 

そういう意味では、さまざまな意見を取り入れるために、転職サイトは複数使った方がいいです。まず、「多くの転職支援会社から連絡が来ると混乱する」というのは、実際のところウソです。

 

それどころか、使用する転職サイトを一社に絞ると、さぼってしまうキャリアコンサルタントがかなり多いです。急がなくてもよく、良い求人先を紹介しなくても決まりやすいからです。

 

・管理人
転職支援を行っている御社から「複数の転職サイトを活用した方がいい」という言葉が出るのは意外でした。ライバル会社を増やしてしまうように思ってしまいますが、問題ないのでしょうか。

 

・小林さん
確かにそうですが、薬剤師の方にとってみればその形が最も望ましいです。それに、私たちは好条件を引き出して提案することについては自信がありますので、ライバルが増えることはそこまで気にしていませんね。

 

後は、「率直な意見を言える人」も成功しやすいです。薬剤師は真面目な人が多いためか、きれいな言葉を並べようとします。

 

例えば、スキルアップのために転職したいという人は多いです。ただ、スキルアップをしたいという時に、まずは転職ではなく職場内でのスキルアップを考えるのが普通です。そこで他に転職したいと考える理由がないか深くヒアリングすると、「収入が低いため、今後のために転職したい」といった意見がようやく出てきます。

 

また、本人の希望よりも低めの年収を言う人は多いです。ただ、希望する額を最初から正直に言ってくれた方が、私たちからの提案はスムーズになります。

 

女性であれば、「不妊治療に専念したい」などのケースもあります。私たちに言うのは恥ずかしいかもしれませんが、こうした本音を語ってくれた方が適切な職場を最初から探せるようになります。つまり、ミスマッチを防ぐことにつながります。

 

・管理人
確かに、飾らない意見は重要ですね。それでは、逆に転職で失敗する薬剤師としては、どのような人がいるのでしょうか。

 

・小林さん
現職に引っ張られて、休みを取らない人は失敗しやすいです。今の職場で、日曜など「休みの日しか面接は受けられない人」などです。

 

日曜日であっても面接を組んでくれる薬局や病院は存在します。しかし、そういった職場であると日曜日も働くようになる可能性や、そこまでしないと採用ができない不人気な職場である可能性が高くなります。

 

転職するのであれば腹をくくり、自分の将来のために時間を作るべきです。

 

・管理人
転職に際して、半日でもいいので必ず時間をあけなければ失敗しやすいのですね。他に失敗しやすい薬剤師の共通点はありますか。

 

・小林さん
「1ヶ月後までに転職先を決める」などのように期限を切らずに、長く転職活動を続ける人も失敗しやすいです。期限がないと何のために転職活動をしているのか分からなくなりがちです。

 

また、一年以上も転職活動をしていても、結局のところ最初の二週間に紹介した薬局や病院に決まったというケースは多いです。条件の良い求人情報から先に提示するため、期間が長くなるほど「家に近い」「給料が良い」などの案件は既に紹介済みとなってしまいます。

 

転職先を半年も探すというのは考えにくいですね。ご相談いただいて一ヵ月もすれば、ほとんどの人は、実際の転職は先であっても、就職先は決まると考えて下さい。

 

・管理人
確かに、期間が長くなるほど良い就職先がなくなるのは分かる気がします。私の友人の薬剤師も、転職サイトを活用したときに結局最初の方に紹介された薬局に決めたと言っていました。

 

・小林さん
また、最も失敗するケースとして、「大学教授の推薦」があります。この場合は一番ヤバイです。大学教授は信頼されているものの、就職先を探すことについては素人です。

 

また、同じことは友人にもいえます。知人や友人は本人にとって信頼できる存在だと思いますが、知人や友人の多くは薬局・病院の就業や制度、ライフプランに詳しい人ではありません。要するに、「その人が信頼できるか」と「転職先の斡旋で必要な情報を知っているのか」は別になります。

 

・管理人
そうなんですね、非常に勉強になります。ちなみに、高齢の方で気を付けた方がいい点はありますか。

 

・小林さん
医療機関によって定年の年齢が違うため、そこは調べておいた方がいいです。アドバイスをするとすれば、長く働くことができて条件の良い職場へ早めに転職しておいた方がいいです。

 

転職市場では、その他の条件が同一であれば、年齢が若いほど市場価値が高いです。そのため、定年よりも前の段階で将来を見据えておく必要があります。

 

例えば、65歳定年の職場に60歳の人が応募したとしても、良い条件では採用してもらえません。それであるなら、50歳の段階で転職しておき、条件の良い職場で働き始めた方がいいです。要は、10年後のことまで考えて転職するのです。

 

 

仕事に対する取組み方

 

・管理人
それでは、これまで仕事をしてきた中で、最も印象に残ったことはどのようなものがあるでしょうか。

 

・小林さん
私はどんなに難しい条件の方であってもご希望を叶える方法を模索することにしています。その中で最も印象に残った案件であれば「夫婦で紹介して薬局で働き始めたケース」があります。そのとき、奥さんは薬局の事務職で、旦那さんは管理薬剤師で転職しました。

 

20代後半の男性だったのですが、首都圏で年収800万円を希望されていました。ただ、首都圏でこの年齢の方がこの額をもらうのはほぼ不可能です。そこで、この年収を希望する理由を聞いたところ「M&Aによって薬局が買収され、同じ職場の事務だった奥さんが正社員からパートに雇用転換され、退職してしまった」と話してくれました。

 

買収前は、旦那さんの年収が550万円、奥さんの年収が250万円であったため、合計800万円でしたが、奥さんが正社員でなくなってからは一気に収入が少なくなったようです。

 

そこで薬局を探していたのですが、やはりその方に年収800万円を提示する薬局は見つからず。それどころか600万円でも高い方でした。

 

しかし、求人を探していると、その方の自宅の近くに新規出店する薬局で管理薬剤師を募集している会社がありました。そこでの求人は年収600万円です。そこで私は、新規出店の薬局なので、管理薬剤師だけでなく事務も探しているのではないかと直観的に思ったわけです。

 

そこで経営者に聞いてみたところ、やはり事務も探していると分かったので、奥さんも一緒にその薬局へ転職する方向で進めました。奥さんの年収は250万円の提示で、結局のところ夫婦合わせて850万円になり、本人の希望よりも高い年収を実現させることができました。

 

その夫婦には小さな子供がいたのですが、奥様の上司は旦那さんですから、奥さんの勤務に関しては多少の自由が効きます。自宅から薬局も非常に近いので、急用があれば家に帰っても問題ありません。奥さんの分は旦那さんが頑張ればいいわけなので、特に奥さんから感謝されました。

 

このように、真剣になって転職先を探して、バチッとはまったときほど仕事が楽しいことはありません。

 

・管理人
それは素晴らしいエピソードですね。では、その反対に失敗したことは何かあるでしょうか。

 

・小林さん
大きな失敗としては、こちらで紹介した薬局と薬剤師さんが面接に向かった薬局が違っていたケースがあります。「あすか薬局」「ひまわり薬局」など、名前が似ている薬局は多いため、こちらで想定していた薬局とその名前を聞いて薬剤師さんが認識した薬局がズレてしまっていたのです。

 

もちろん、謝る以外に方法はなかったのですが、こういう「薬局の名前を取り違える」というケースは他のキャリアコンサルタントであってもよくあります。そのため、私も細心の注意を払わないといけないと思ったものです。

 

・管理人
似た名前の薬局は確かに多いです。転職する薬剤師側も、どの薬局なのか正確に認識しなければいけませんね。

 

それでは、今回のインタビューは以上になります。長時間、ありがとうございました。

 

・小林さん
こちらこそ、ありがとうございました。既に紹介会社を利用されていてもお気軽にご登録ください。どれだけ、ファーマキャリアのサービスが優れているのかご理解いただけるかと思います。

 

 

 

大手転職サイトのように案件を業務的にこなすのではなく、本当の意味で薬剤師個人に適した求人案件を発掘し、さらには良い条件になるように交渉するのがファーマキャリアの特徴です。

 

「どの薬局でもいいから就職したい」という場合であれば、ファーマキャリアは向いていません。ただ、自分なりの考えがあったり、強い要望がある場合はファーマキャリアが適しています。

 

そして、実際に登録する際は他の転職サイトと併せて活用してみてください。そうすれば、あなたにとってピッタリの求人が何かを理解できるようになるはずです。

 

ファーマキャリアについては、以下から登録することができます。