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薬剤師のダブルワークで年収増やスキルアップを図る

 

今の仕事を続けながら平日の夜や土日などの空いた時間を使い、他の職場で働くことをダブルワークと呼びます。要は、副業のような形でダブルワークを行う薬剤師がいるのです。

 

このダブルワークによって、今よりも収入を多くしたりスキルアップを図ったりすることができます。このときはアルバイトや派遣として薬局や病院、ドラッグストアの薬剤師として活躍することになります。

 

薬剤師によるダブルワーク

 

薬剤師として働くにしても、人によってさまざまな悩みがあります。こうした悩みを解消するための手段として、ダブルワークを選択する人がいます。

 

それでは、どのような理由で他の薬剤師はダブルワークをするようになったのでしょうか。これには、例えば以下のような理由があります。

 

転職はしたくないが、収入をいまより増やしたい

 

ダブルワークを行えば、単純に空いている時間で労働することになるのでその分だけ収入を増やすことができます。いまの給料が低かったとしても、薬剤師としてダブルワークを行うことで年収増を狙えるのです。

 

例えば年収400万円の薬局薬剤師の場合、ダブルワークを行えばいまよりも年収50万円以上アップさせることは簡単に実現できます。

 

「週に1回、時給2000円、8時間勤務」という条件で調剤薬局で働くとなると、1年間では「時給2000円×8時間×52週間(1年間)=83万2000円」となります。時給2000円と低く見積もってもこの額であり、派遣など時給が高ければもっと給料は上がります。

 

隙間時間に薬剤師として働くことで副収入を得ることができるのです。夜や休日(土日祝)は特に時給が高くなることが多いため、収入アップを図りやすいです。

 

今よりもスキルアップを図りたい

 

また、自分の職場とは異なる現場で調剤経験を積むことによって、単純にスキルアップが可能です。他の科目を取り扱う調剤薬局やOTCをおいてあるドラッグストアなど、今の職場では経験できない環境で働くことでスキルアップを狙うのです。

 

例えば一般企業で働く薬剤師であれば、調剤経験がないことに対して焦りを覚えることは多いです。そうしたとき、調剤薬局や調剤併設ドラッグストアなどでアルバイト勤務することで薬剤師としてのスキルを磨くことができます。

 

OTCばかりを売るドラッグストアの薬剤師であっても、同様にダブルワークによって年収を上げながら調剤スキルを磨き、スキルアップを図れます。

 

また、派遣であると大病院の案件も存在するため、調剤薬局やドラッグストアに勤務している人が病院薬剤師を経験するために派遣へ登録するケースもあります。

 

いま以上の知識や経験を手に入れることができるため、ダブルワークによってより成長速度も早くなります。

 

ダブルワークでは他の職種を検討すると良い

 

ダブルワークを行えばその分だけ忙しくなりますが、転職せずに副収入を得たりスキルアップを図ったりできることは大きなメリットとなります。

 

特にスキルアップの場合であれば、現在働いている職場とは違う環境の求人でダブルワークを実現することをお勧めします。他業種を経験することで、あなたの学識を大幅に増やすことができます。

 

例えば病院勤めの人の中には、ドラッグストアでOTCの勉強をしながら副収入を得ている人がいます。前述の通り企業の方であっても、調剤経験を積むために土日を利用して薬局でのダブルワークを行っている人もいます。

 

このように、人によってダブルワークの形はさまざまであり、多くの形態があります。

 

ダブルワークのデメリット

 

このように、ダブルワークを行うことは多くのメリットがあります。ただ、当然ながらダブルワークのデメリットも存在するため、これらを踏まえたうえで副業としてダブルワークを行うかどうかを検討するようにしましょう。

 

疲れがたまりやすくなる

 

薬剤師のダブルワークをすると、当然ながらその分だけ労働時間が増えるため、単純に疲れがたまりやすくなります。

 

仕事をすることが好きだったり薬剤師業務を苦に感じない人であったりすれば問題ないですが、過労によって倒れてしまったり、本業に支障が表れたりしては副業をする意味がありません。自分の身体と相談しながらダブルワークをする必要があります。

 

田舎僻地のダブルワークは非常に難しい

 

正社員であると、副業を禁止している会社が多いです。こうしたとき、地方都市であってもある程度の規模のある地域であれば、ダブルワークをしてもバレないことがほとんどです。東京や大阪などの都市部であれば、より副業をしていることが分かりにくいです。

 

ただ、田舎僻地であるとそもそも薬局や病院の数が少ないため、「どの薬剤師がどこの薬局(病院)で働いている」などの情報はすぐに広まります。そのため、田舎の職場であるほどダブルワークが難しくなります。

 

ダブルワークを行えるかどうか確認する

 

ただ、ダブルワークを検討するときは「そもそもダブルワークをしても問題ないかどうか」を考えるようにしましょう。ダブルワークというのは、副業に当たります。そのため、副業が問題ないかどうかを確認するのです。

 

前述の通り、会社によっては副業を禁止していることが多いです。パートやアルバイト、派遣として働いているのであれば問題ないですが、正社員で働いている薬剤師がダブルワークをする場合、会社にバレたときに大きな問題になることがあります。

 

そのため、ダブルワークが可能かどうかを確認するようにしましょう。

 

非常勤での勤務をしている人はダブルワーク可能

 

大病院であれば比較的多いですが、常勤職員ではなく「非常勤職員」としての勤務形態の人がいます。これであればダブルワーク可能です。

 

常勤職員の人が副業をするのは難しいですが、病院の非常勤職員であれば多くの人が派遣薬剤師として登録して、調剤薬局や調剤併設ドラッグストアでダブルワークをしています。この場合はスキルアップというよりも、単純に年収アップを目指して働きます。

 

パート・アルバイト勤務の人はダブルワーク可能

 

病院の非常勤職員がアルバイトや派遣として薬剤師勤務が可能なのと同じように、現在パートやアルバイトとして働いている人であってもダブルワーク可能です。

 

他の職場へアルバイトや派遣として働きに出向いたとしても、何も問題は起こりません。

 

副業禁止であっても、ダブルワークをバレないようにする方法

 

そうはいっても、誰しも年収を上げたいものですし、いまよりもスキルアップを図りたいと考えます。正社員で働いている人であっても、いまの会社に副業(ダブルワーク)がバレないようにしたいものです。

 

あまり大きな声ではいえませんが、実際に私は薬剤師として新卒で働いているときにバッチリ副業をしていました。このとき私は、副業がバレそうになって本社に呼び出しを食らったものの、結果的に副業がバレることなくおとがめなしに終わったことがあります。

 

それでは、どのようにすれば副業をしていることを分からなくさせることができるのでしょうか。あくまでも自己責任ですが、その方法を学んでおかなければいけません。

 

正社員の副業では確定申告が必要

 

まず、大前提として副業をしている薬剤師は非常に多いです。例えば、私が知っている同級生の病院薬剤師(大学病院勤務)の人は、病院薬剤師をしながら中古バイクの転売をすることで月15万円ほどの副収入を得ていました。

 

「常勤職員として病院薬剤師をしても給料が低く、これでは家族を養えないから副業をしている」とのことでした。

 

同様に私も正社員をしながら副業をしていたわけですが、このようにダブルワークをするときは確定申告を必ず行うようにしましょう。

 

確定申告というと、なんだか難しそうに聞こえます。ただ、実際は1時間ほど作業をすれば問題なく完了する作業です。

 

正社員として働いているのであれば、会社から源泉徴収票という紙が送られてきます。もし送られてこない場合、会社の人事部(もしくは事務員)に問い合わせれば必ず源泉徴収票をもらうことができます。

 

この源泉徴収票をもとにして、国税庁が作っている「確定申告を作るためのアプリ」に副業(ダブルワーク)で稼いだ額を入力し、確定申告を出すための書類を作り、2月の終わり(確定申告の時期)に近くの税務署へ行って書類を提出するだけで確定申告が完了します。

 

副業をバレないようにするための方法

 

そもそも、なぜ副業をしていることが会社に分かってしまうのでしょうか。これは、住民税の支払い方法によって変わってきます。

 

住民税というのは、前年の所得(あなたが1年間で稼いだ金額)によって変動します。このとき、「所得500万円の人であれば、これだけの住民税になる」などの予測をつけることができます。

 

住民税の支払いには2つの方法があります。1つは特別徴収です。特別徴収とは、給料から住民税が天引きされる方式だと考えてください。そしてもう1つが普通徴収です。普通徴収の場合、あなたが自ら住民税を支払うことになります。

 

確定申告をするとき、間違っても特別徴収にするのはやめましょう。正社員でダブルワークしている人が特別徴収を選択すると、「給料での住民税+副業(ダブルワーク)での住民税」となってしまい、会社側としては「なぜ、これだけ住民税が多いのか」と考えてしまいます。

 

こうして副業がバレるため、必ず確定申告の際は普通徴収を選ぶようにしてください。

 

薬剤師のダブルワークで年収増やスキルアップを図る

※確定申告書B第二表

 

私の周りを見ても、正社員をしながらこっそり副業をしている薬剤師は何人もいます。そういう意味では、薬剤師でダブルワークをしているのは珍しいことではありません。ただ、全員が確定申告で普通徴収を選択して自ら住民税を支払っています。

 

少し手間はかかりますが、住民税の支払いは5分で終わる作業なので確定申告と同様にそこまで難しい作業ではありません。

 

ダブルワーク可能な求人を探す

 

実際にダブルワークを行うときは、働くための求人を見つけなければいけません。このとき、転職サイト(転職エージェント)を活用しましょう。

 

転職サイトというと、実際に転職するときでなければ求人を紹介してもらえないと考えている人は多いです。

 

ただ、実際はそうではありません。転職サイトでは正社員の案件だけでなく、アルバイトや派遣の求人を取り扱っています。中には派遣の求人を扱っていない転職サイトもあるのである程度の見極めは必要ですが、ダブルワークをするための求人を探すときであっても転職サイトは有効なのです。

 

ダブルワークでのお勧めの働き方

 

実際にダブルワークを行うとき、アルバイトか派遣かの2つの働き方があります。このとき、以下のような感じで働くといいです。

 

・アルバイト:週1回(または2回)の勤務

 

・派遣:1日のヘルプなど、スポット派遣

 

アルバイトで働くとなると、週1〜2回のダブルワークが基本です。調剤薬局やドラッグストアなどであれば、特に土日の薬剤師を欲していることが多いため、たとえ週1回であったとしてもあなたがヘルプ要因として勤務してくれるのは非常にありがたいです。

 

アルバイトであれば常に同じ職場で働くことになるため、職場のルールも理解しやすくスムーズに仕事を進められるようになります。

 

また、派遣で働く方法もあります。派遣の求人であれば時給が高いというメリットがあります。派遣には半年や1年など長期の契約だけでなく、「1日だけ来てほしい」「休日だけヘルプが必要」などのようなスポット案件も多数存在します。

 

こうした短期での派遣として活躍すれば、効率的に稼ぐことができます。アルバイトのように毎週決まって働くわけではないため、かなり自由度の高い求人だといえます。

 

アルバイトや派遣の求人を取り扱う転職サイトへ登録する

 

これらのことを踏まえて、アルバイトや派遣の求人をたくさん取り扱っている転職サイトに複数登録するようにしましょう。ダブルワークであれば、求人数の多い方が良い職場を選ぶことができるからです。

 

ただ、派遣を取り扱っていない転職サイトが存在するため、これについては「派遣OKの転職サイト」を選ばなければいけません。

 

そこで、まずは「薬キャリ」へ登録するようにしましょう。医療サイト「エムスリー」で有名な会社が運営しており、アルバイトや派遣を含めた求人数が非常に多いことで知られています。

 

 

そして、もう1つ登録すべき転職サイトが「ファルマスタッフ」です。ファルマスタッフは「派遣薬剤師に強い」という特色があります。派遣薬剤師を取り扱っていない転職サイトが多い中、むしろ派遣に強みがあるのです。

 

そのため「1日だけの派遣薬剤師」などのスポット案件も多いです。

 

 

ダブルワークを考えるとき、アルバイトであっても派遣であっても「どれだけ多くの求人の中から選ぶことができるか」が重要です。

 

特に派遣であれば、「1日や数日などのスポット案件」は求人数が多くなければいけません。そういう意味で、複数の転職サイトを活用することで多くの求人の中から働く職場を選んでいくのです。

 

一般的な転職であれば、求人票だけで判断するのではなく、慎重に転職先を選ばなければいけません。ただ、ダブルワークであれば転職サイトが保有している求人の数が重要になるため、これらの転職サイトを活用しながら副業を行うようにしてください。

 



薬剤師が転職するとき、求人を探すときにほとんどの人は転職サイトを活用します。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や薬局、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「電話だけの対応を行う ⇔ 必ず薬剤師と面談を行い、面接同行も行う」「大手企業に強みがある ⇔ 地方の中小薬局とのつながりが強い」「スピード重視で多くの求人を紹介できる ⇔ 薬剤師へのヒアリングを重視して、最適な条件を個別に案内する」などの違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。



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