ペニシリン物語
ペニシリンは人類が初めて発見した抗生物質であり、1929年にアレキサンダー・フレミングによって発見されました。
今回は人類初の抗生物質がどのようにして発見されたかを述べたいと思います。
ペニシリンの発見
ペニシリンを発見したフレミングという男はとてもずぼらな性格をしていました。彼は細菌の培養皿を窓のそばに放置したままにしており、その培地に青カビを生やしてしまったのです。
廃棄する前の培地をよく観察すると、カビの周辺だけ透明になっており細菌が溶けていることに彼は気づきました。そのまま培地を捨てていれば抗生物質の発見はありませんでしたが、彼は「なぜ細菌が溶けたのか」と考えました。
そして、青カビが作っている「菌を殺す物質」がまさにペニシリンだったのです。
ただし、フレミングがペニシリンを精製・単離したのではありません。ペニシリンの大量生産が可能になったのは、フレミングのペニシリン発見から10年以上経った後でした。
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