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農薬の蓄積
草を枯らすために、また虫を駆除するために、農薬を農場に散布します。するとその成分は土に染み込んでいきます。もし農薬が素早く分解され消えていくならば、農薬はそこまで問題となりません。しかしながらこれら農薬は何年もの間、分解されずに土壌に染み付くことがあります。

分解される速度が遅いと何年もの間、そこで生産される農作物から有害な化学物質が検出されます。一度植物の体内に入れば取り除くことはできません。私達はその農作物を食べないといけないのです。

農薬の使用をやめたとしても、土壌が化学物質を含まない本来の状態に戻るには多くの年月を必要とします。

日本の有機栽培には「化学合成農薬、化学肥料、化学合成土壌改良材を使わないで、3年以上を経過」という条件があります。農薬の使用をやめて次の年に全く同じ土地で栽培された農作物は「有機栽培によって生産された農作物」と言うことはできません。これは、それまで使用した化学物質が土壌に蓄積していることを考慮しなければいけないからです。
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