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食物


成長促進剤
動物に飼料を与えるとき、成長促進剤を混ぜます。

現在、成長促進剤はヨーロッパで禁止されています。WHOは「抗生物質を成長促進剤としての使用を禁止する」という方針を表明しています。しかしまだ日本では抗生物質が含まれる成長促進剤を使用しています。

成長促進剤がなぜいけないかというと耐性菌の問題があるからです。抗生物質が効かない。つまり、病気になってもその病気が治らなくなります。これでは薬はもう薬でありません。

このような耐性菌が病院だけではなく農場からも検出されました。これは動物が病気にかかったときに使用する抗生物質の影響も考えられますが、多くは成長促進剤に含まれる抗生物質の影響によるものと考えることができます。

飼料に含まれる抗生物質の量はだいたい1tあたり60gです。少ないから大丈夫ではないかと思う人がいるかもしれません。しかし実際はこの量で十分耐性菌が発生します。

また、量が少ないので細菌を完全に殺すまでには至りません。つまり細菌は徐々に抗生物質に慣れていき、耐性を獲得することができる理想の状態となるのです。このようにして農場からも世界で最も恐ろしい菌が検出されるようになりました。
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