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  医薬品の話

  糖尿病の薬

糖尿病は生活習慣病の一種です。

糖尿病の患者ではインスリン分泌やインスリンの作用に異常が見られます。インスリンが効きにくいため、血糖値が高くなってさまざまな異常がもたらされます。これが糖尿病です。

体の血糖値を上げる因子はいくらでもあります。しかし、血糖値を下げる因子は一種類しかありません。この血糖値を下げる因子がインスリンなのです。

 糖尿病の治療薬
糖尿病の薬には次のようなものがあります。

・インスリンを分泌させる
・インスリン抵抗性を改善させる
・糖の吸収速度を遅くさせる


・インスリンを分泌させる
インスリンが適切に分泌されていないから、血糖値が高くなるのです。そのため、無理やりインスリンを分泌させてやります。

これによって、糖尿病が改善されます。

・インスリン抵抗性を改善させる
たとえインスリンが十分に存在していたとしても、そのインスリンが適切に作用しなかったら意味がありません。そして、糖尿病患者は実際にインスリンが効きにくくなっています。

これがインスリン抵抗性であり、糖尿病の薬はインスリン抵抗性を改善させます。

・糖の吸収速度を遅くさせる
糖尿病で問題となるのは、「食事を取った後に血糖値が上がりすぎる」ということです。糖尿病の薬はこれを改善してやります。つまり、糖の吸収速度を遅くさせるのです。

この薬は糖の吸収を阻害するものではありません。結局は摂取した全ての糖が吸収されてしまいます。この場合、「糖が緩やかに吸収され、血糖値の急激な上昇を防ぐ」ということが重要なのです。