インフルエンザ薬
インフルエンザはウイルスです。受験生や老人を抱える家庭ならワクチンを打つのは当たり前になってきました。
インフルエンザ薬といえばタミフルを思い浮かべる人も多いでしょう。ニュースで副作用などいろいろと取り上げられていますが、この事について私たちはもっと深く知る必要があります。
タミフルとは
インフルエンザにはA型とB型、C型があります。実はこのタミフルはA型とB型に効果があるのです。C型や細菌感染、その他のウイルスには効果がありません。
タミフルはウイルスの増殖を抑え、早く症状を改善させます。タミフルは発病から48時間以内(2日以内)に効果があると言われています。つまり、インフルエンザの初期に効き目があります。
副作用には異常行動などがあり、この異常行動による死亡例もあります。
インフルエンザ脳炎、ライ症候群
インフルエンザ脳炎はどのようにして発病するか知っていますか。名前だけを見ればインフルエンザの症状が重くて脳炎になったと思いがちです。
実は死や障害をもたらす脳炎はある解熱剤の副作用によって起こる可能性が高いといわれています。タミフル服用による異常行動もこの脳炎が疑われています。
しかし、本当に恐いのは副作用によるものかインフルエンザの高熱によるものかの判断が難しいことです。そのため医師に脳炎を発症した原因として、「インフルエンザの高熱のためによる症状」と言われるかもしれません。
インフルエンザワクチンの効果
インフルエンザワクチンの効果は完全ではありません。しかし、効果があることは確かです。このワクチンは抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。
「インフルエンザワクチンが効かない」という人もいますがそんなことはありません。「インフルエンザを予防し肺炎や入院、死亡を減らす」という研究報告がされています。
「インフルエンザワクチンは効果がない」と言う人はインフルエンザとよく似たかぜにかかった人と考えられます。インフルエンザワクチンはインフルエンザだけに効果があり、かぜのウイルスには全く効果がありません。これは多くの人が勘違いをしているかもしれません。ほとんどの人が冬にかかるのはただのかぜです。
また、「有効率75%」という言葉を聞いたことがあると思います。これは、「ワクチン接種者100人のうち75人が発症しない」ということではありません。「ワクチン接種を受けずに発症した人の75%は、接種を受けていれば発症を免れた」ということを意味しています。
このワクチンを作るには時間がかかります。その間にインフルエンザウイルスの遺伝子は変化するのでワクチンの効果が薄くなってしまうことはあります。しかしそれは仕方がないことです。
実はインフルエンザワクチンにも副作用があり、アレルギー症状が表れます。その理由はインフルエンザワクチンを作るために、ニワトリの卵を使用することによります。卵アレルギーがある人は要注意です。
個人的見解
この文章を読んで、薬はとても恐いものと思った人もいると思います。たしかに、インフルエンザ薬を服用してその副作用により障害を残したり死を招いたりすることはあります。
しかし、この薬によりそれ以上の多くの命を救っていることも忘れないで下さい。
どんな薬も必ず副作用を伴います。ですが、毒にもなりうるその強力な力で病気を治すのです。そのことを忘れないで下さい。

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